はじめに

英語に慣れ始めると、こんなちょっとした勘違いって増えてきますよね。

著者は、昔、アメリカ人の彼にI'm proud of youって言われるたびにカチンときていました。なぜなら、大人が子供によく使う言い回しだと思っていたから。ある日、思い切って「お願いだから、そうやって風に上から目線で褒めるのやめて」と伝えたら、「全然そんなつもりないし、友達同士でもよく使うよ!」と言われ、意味合いなどを詳しく説明されて、納得。

きっと、私のように間違って覚えている人もいるかもしれないので、今回は詳しくここでシェアしたいと思います。

英会話

目次

・I'm proud of youの本当の意味
・例文
・注意点
・類似フレーズ


I'm proud of youの本当の意味

I'm proud of you. は直訳すると「あなたのことを誇りに思う」と言う意味ですが、「自分の事のように嬉しく思う。」と言う意味合いが強いんです。そう、I'm happy for you.とほぼ同じ。私が勘違いしたように、子供によく言い回しではありますが、仲のいい友達にも使います。

また、ネイティブはこのフレーズをかなりカジュアルに使います。日本語で誇りに思うなんて言われたら、「重っ」(笑)て思っちゃうかもしれませんが、英語だと

「偉いじゃん〜!」「すごいじゃん〜!」

のようなニュアンスに聞こえます。日本語の「誇りに思う」とは違う意味だと覚えておいてください。

例文

I got into Yale! 
イェール大学に受かった!

Wow. I'm so proud of you.
わぉ、すごいじゃない!

I still can't believe this is actually happening.
自分でもまだこれが現実って信じられないわ。

英語の先生

注意点

絶対に上司や目上の人に言わないでください。考えてみてください、部下や後輩に「偉いですね〜」って言われたら、????ってなりませんか?先ほども言った通り、日本語の誇りに思うとはニュアンスが異なります。

ですが、どうしても目上の人に言いたいシチュエーションが来ちゃったら、こんな言い回しはどうでしょう。

I'm so proud to be in your team.
I'm happy for you.

類似フレーズ

相手の成功や功績を褒める時に使うフレーズは他にもたくさんあります。私がよく使うものをここではご紹介します。

I'm impressed.

「感動する、さすがだと思う」と言う意味ですが、これもカジュアルなシーンで使います。「さすがだね〜」って感じ。驚きの顔を添えるのがポイントです。

I knew you'd nail it.

「あなたは絶対キメるって思ってた」と言う意味。仕事の面接やピアノの発表会やなどでバッチリ決まった、うまくいったときに使います。nail itは「釘を打つ」と言う意味ですが、もちろんまんまの意味ではありません。釘をちょうどいい塩梅に刺さったときのイメージで、キマッター!というのを想像してみてください。そんな感じです。

You're incredible.

「信じられないほどすごい」と言う意味そのままなので、とにかく褒めちぎった言い方。

最後に

どんな言い方だったとしても、人に褒められたら誰だって嬉しいですよね。英語だと日本語と比べると率直に褒めたり喜びを表現する傾向にあるので、積極的にこういった表現を使っていきましょう。


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