はじめに
この年末年始に海外旅行に行かれる方も多いのでは。カフェなどでがんばって英語で注文しても、「???」って顔を店員さんにされたら落ち込みますよね・・。
そんなことにならないために、これを覚えておけばオーダーがばっちりできるフレーズ等をご紹介します。日本人は親しみのあるスタバに駆け込むことも多いはず。今回はスタバでのオーダー方法を例に、覚えておきたいオーダールールをまとめました。
目次
1.基本オーダーフレーズ
2.お好みのカスタマイズ
3.まとめてワンフレーズでオーダーしよう:先にサイズ!
4. イートイン、テイクアウト?
5. おすすめカスタムドリンク
1.基本オーダーフレーズ
基本のオーダーフレーズはこちら。カフェのみならずどこでも使えるので、使えている人も多いはず。
Can I have/get a ..., please?
I’ll have a ..., please.
I’d like a ..., please.
いきなり、注文したいメニューを言っても通じるのですが、命令しているように聞こえ印象が悪く聞こえてしまいます。なるべく店員・バリスタの方にも丁寧に注文しましょう。
2.お好みのカスタマイズ
お好みでカスタマイズできるオプションが多いのもスタバの人気の理由のひとつですよね。では、どういう風に英語で伝えれば良いのでしょうか。
・Espresso Shotsエスプレッソショット
濃いめのコーヒードリンクが好きな方は、エスプレッソのショットを追加することができます。ショットの数え方はこちら。
Double shot 2ショット
Triple shot 3ショット
Half-shot 半ショット
<例文>
I’d like a double shot Caramel Frappuccino.
I’d like a Caramel Frappuccino with an extra shot.
キャラメルカプチーノをショット倍でお願いします。
逆に、あまり濃くないのが好きな人は、それを半分にすることも。エスプレッソ少な目、という風にオーダーしたい時はこう伝えましょう。
Can I have a half-shot Caramel Frappuccino, please?
キャラメルカプチーノをハーフショットでお願いします。
好みに合わせてショット数を伝えましょう。
・Milkミルクの種類
基本的に選べるミルクの種類はこちらです。
Non-fat/skim milk 無脂肪牛乳
Low-fat milk 低脂肪牛乳
Soy milk 豆乳
<例文>
Can I get a non-fat Caramel Frappuccino, please?
無脂肪牛乳のキャラメルフラプチーノください。
スタバの場合、無脂肪のメニューのことをlight と言いますので、スタバ通ならこのように言ってもOK。
Can I get a light Caramel Frappuccino, please?
・Whip Creamホイップクリーム
Whip creamのことをWhipと略すこともあります。
<例文>
Can I have a non-fat, no whip, Caramel Frappuccino, please?
無脂肪、ホイップクリームなしのキャラメルフラプチーノください。
・Syrupシロップ
無糖か加糖かも選べるのも嬉しいですよね。アメリカのスタバでは、無糖の紅茶が主流ではないので、無糖が欲しいなと思ったら先に伝えておく必要があります。No syrup と言っても良いのですが、通常は下記の言葉を使います。また、甘いキャラメルマキアートを、そんなに甘くしたてもらいときには、half-sweetened とシロップを半分にしてもらうこともできます。
Sweetened シロップあり、加糖
Unsweetened シロップなし、無糖
<例文>
Would you like your Iced Tea sweetened?
アイスティはシロップありで良い?
と聞かれることがあるので、無糖が良いなら、このように答えましょう。
No, I’d like it unsweetened, please.
シロップ無しをいただきます。
3.まとめてワンフレーズでネイティブらしくオーダーしてみよう
ここまで読んで気づいた人もいるかもしれませんが、上記の文は全部ドリンク名の前にカスタムの内容を入れていますよね。実は、ドリンクをオーダーする時に、注文内容を決まった順番で言うと、バリスタがスムーズにオーダーを取ることができるんです。なぜなら、バリスタがドリンクを作る際(カップに情報を書く際)が決まっているから。
日本では、ドリンク名を言った後「グランデサイズで、ホットで、低脂肪ミルクで」などと後から付け加えますが、英語では逆になります。Size? Cold or Hot?って聞かれる前に、まとめてスマートに伝えられるようにしたいですね。
そのためにはまず注文要素の順番をきっちり覚えましょう。
①サイズ
②ホットかアイス
③ミルクの種類など他の要素
④ドリンク名
<例文>
May I have a small, hot, non-fat milk, Caramel Macchiato, please?
スモールで、ホットの、無脂肪牛乳のキャラメルマキアートをお願いします。
こうすることで、バリスタの方は欲しいドリンクをすぐに把握することができ、スムーズにドリンクをつくり始めることができます。
こちらは日本人が良くやりがちなオーダー例です。たどたどしい感じが伝わりますでしょうか?
客:One Caramel Macchiato, please.
キャラメルマキアートを一つお願い。
バリスタ:What size?
サイズは?
客:Small.
スモール。
バリスタ:Hot or Iced?
ホットとコールドどっち?
客:Hot.
ホットで。
バリスタ:Ok, is that it?
わかりました。それだけ?
客:Oh, oh, and with non-fat milk please.
あ、あと無脂肪牛乳にして。
これでは、忙しいバリスタはいらいらしてしまいがち。早くサービスを受けるには、先にドリンクの好みを伝えて、それからドリンク名を言うのが一番親切な方法なんです。上の順番を覚えて、最低でも「サイズ→ホットかアイス→ドリンク名」の順番はマストでまとめてオーダーを心がけてみましょう!
4. イートイン、テイクアウト?
最後に店内で食べるかお持ち帰りにするか聞かれることがありますが、日本で使う「イートイン」「テイクアウト」という言い方はしません。
Would you like that for here?
店内でお召し上がりですか?
と聞かれたら、このように答えましょう。
For here
店内で
もしくは
To go
持ち帰りで
5. おすすめカスタムメニュー
実は筆者は極度の甘党で、コーヒーがそんな好きなわけではないのですが・・スタバのメニューに載っていない隠れメニューに助けられていますのでご紹介します。Caramel Steamer (キャラメルスチーマー)という飲み物をご存知ですか?ホットミルクにキャラメルシロップとキャラメルソース、そしてホイップクリームが乗ったなんとも甘~いドリンクなのですが、これにハーフショットのエスプレッソを加えてカスタムするとちょうど良いほんのりとした苦さが加わり、甘党でもおいしく頂けるコーヒードリンクになるんです!キャラメルマキアートと似た構造ですが、さらにミルクとキャラメルの風味が増してまろやかになったドリンクです。
おさらいとして頼み方を復習して見ましょう。例えば上のドリンクを低脂肪で頼みたいときは、このようになります。
Can I have a tall, low-fat, no whip, Caramel Steamer with a shot of espresso, to go, please?
トールサイズのキャラメルスチーマーを低脂肪ミルクで、ホイップクリームなし、エスプレッソショットを追加して、お持ち帰りでください。
さいごに
今回は人気のスタバを例にオーダーのしかたを紹介しましたが、どこのカフェでも同じような注文方法で上手にやり取りができます。
旅行に行かれた際にはぜひ活用してみてくださいね。
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