はじめに
今年もあとわずか。お正月も目の前に迫ってきましたね。年が明けてまずすること、それが初詣という人も多いのではないでしょうか。そして初詣に行くと気になるのが新たな年の運勢…やっぱりおみくじを引くのが楽しみという人も多いのではないでしょうか。ではそのおみくじ、海外の友達にはどう説明すればいいのでしょうか?
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目次
- 各運勢を英語で言ってみよう
- おみくじとは何なのか、説明してみよう
- 「おみくじ」の語源は?
1. 各運勢を英語で言ってみよう
出典:あなたの知恵袋
「大吉だ!」「凶だった…」など、一喜一憂するのもおみくじの醍醐味ですよね。それでは各運勢は英語でなんというのでしょうか?まとめてみました。
大吉=Great blessing
吉=Blessing
中吉=Middle blessing
小吉=Small blessing
末吉=Ending blessing
凶=Curse
大凶=Great curse
吉はblessing、凶はcurseと覚えておくといいですね。ちなみにblessingは祝福や神からの恩恵、curseは呪いや災いなどの意味もあるので、そう考えると少し重い感じもしますね。
2. ところでおみくじって何だろう?
海外からの人に「おみくじって何?」と聞かれたら、英語で何と答えればいいのでしょうか?直訳してsacred lotsとも言うことができますし、fortune slipとも言うことができます。しかしそれで必ずしも意味が通じるとは限りません(日本語でも「おみくじって何?」と聞かれて、「おみくじだよ」って言われてもわかりませんよね)。
それではまず日本語で説明を考えてみましょう。例えば「おみくじにはランダムな運勢が書かれています」はどうでしょうか。この場合ですと、英語ではRandom fortunes are written on o-mikuji.で通じるでしょう。このように一度日本語に立ち戻って文章を考えてみるのが、日本の文化を紹介する上で大事になってくるかも知れませんね。
3. おみくじの語源を聞かれたら?
出典:ナンでも総合情報サイト
おみくじは英語でもo-mikujiと呼ばれることがありますので、その語源について聞いてくる方もいるかも知れません。「そんなことわからないよ!」などと言わずに、この際だから覚えてしまいましょう。
おみくじは「みくじ」とも呼ばれ、くじに尊敬の接頭語の「み」が付いたものです。ここによく使われる、敬語を作るもう一つの接頭語「お」が付いたものが「おみくじ」になります。接頭語が2つも付いているんです!接頭語は英語でprefixと言います。くじが英語でlotsですので、このように説明しましょう。
The word “o-mikuji” consists of 3 parts.
「おみくじ」という言葉は3つの要素で構成されています
Kuji means lots.
「くじ」はくじという意味です
O- and mi are both prefixes.
「お」と「み」は両方とも接頭語です
The first one makes the word polite, and the second one means respect.
一つ目がその単語を丁寧にし、二つ目が尊敬を意味します
少し長くなってしまいましたが、このような順序で説明すればわかってもらえるのではないでしょうか。
最後に
最近は英語のおみくじを用意する神社やお寺も多くなってきたようですが、まだまだ大きい場所に限られるようです。海外の友達を地元の神社やお寺に連れて行った時、いろいろ英語で説明してあげられるとクールですよね!
普段は何気なくわかった気でいる日本の伝統も、いざ説明してみようと思うと日本語でも難しかったりします。このお正月は、「英語で説明するとしたら?」といった視点で、もう一度いろいろ見直してみると面白いかもしれませんね。
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