初めに
著者は、日本で平均的に勉強し、典型的なジャパニーズイングリッシュを話していたどこにでもいる日本人です。高校の途中から渡米し、英語を習得することができた今だから思うのが、日本の英語教育のダメダメさ。「そりゃ、英語身に身につくわけないやん」って英語の授業中の高校を回って言ってやりたいです。
世界最大の英語能力ランキングEF EPI で、2016年72ヶ国中35位という散々な結果で、近隣の台湾や韓国より下の順位「低いレベル」と判定されました。先進国にもかかわらずです!
勤勉な日本人が英語能力を伸ばすには、英語教育の問題点を改善していくべきです。そして、すでに社会人の英語学習者は勉強方法を変えていかないとレベルを上げていくのは難しいのではないでしょうか。
では、具体的に何がそんなに'なってない'んでしょうか。主に5つまとめて見ました。
目次
1.フレーズや単語の「ニュアンス」
2.ディスカッションがない
3.発音が強化されない
4.英語表現が時代に合ってない
5. 正しいことにこだわりすぎ
1.文章や語彙の「ニュアンス」は無視
日本人がとても大切にしている、言葉のクッションだったり言い回しの部分が、面白いことに英語の授業では無視されています。直訳すると意味は同じだけど、相手の受け取り方が変わってくるようなことってありますよね。
例えば、職場で「代わりにこのミーティング出てもらえませんか。私、明日お休みなんです。」と同僚に伝える場合、こんな言い回しができます。(他にもたくさんありますが)
A: Please attend this meeting for me. I'm off tomorrow.
B: Do you mind attending this meeting for me. I'm off tomorrow.
Aはプリーズがついているので丁寧な気もしますが、命令にプリーズがついているので、お願いだからミーティングで出てもらえる?と少し強い印象を与えます。一方Bは、mindが〜を気にする、嫌がるという意味があるので、直訳するとミーティングを代わりに出るのは嫌ですか?となりますが、実際は相手の気持ちを考慮して聞いているニュアンスがあります。
また他にも、「死んだ」は英語でdiedやbe deadと言いますよね。日本語にも「亡くなった」「他界した」など場合によって柔らかい言い回しがあるように英語にも場合によって、passed awayや be deceasedを使います。
こういった、相手への伝わり方は言語を学ぶ上でとても大切ですよね。ニュアンスをしっかりと教えられる先生や教科書が増えるといいです。
2. ディスカッションがない
当たり前ですが、英語は使わないと身につきません。堅苦しいトピックでディスカッションをいきなりするのは難しいにせよ、日常的な会話の練習を取り入れるべきだと思います。
日本語の文法は、(だいぶ大雑把にですが)英語と真逆です。このせいで、頭で日本語の文章を崩して並び替えて話す、ということを多くの日本人はしています。(著者も元々はそうしていました。)これでは楽しい会話に無言の時間が続いてしまいます。
会話やディスカッションで脳から英語を引き出す力を伸ばすことと、自分が伝えたいことをどの単語を組み合わせて文章にするかなどを鍛えていくことが大切だと思います。
3. 発音がなぜか強化されない
日本の英語は、今も昔も書き英語。単語や文法は分かっているから文章は完璧なのに、発音が悪すぎて全く伝わらない。著者も、渡米したての頃はこれにとことん悩まされました。何度言っても伝わらないから、しまいには紙に書いてOhhh. That's what you meant! なんてことも。英語のクラスの点数が良くても、自分の言いたいことも伝えられないなんて悲しくないですか?
日本の英語教育にも正しく発音を見るテストなんかが加われば必死に生徒も練習するのになと思います。
4. 言い回しが古い
英文が間違っているわけではありませんんが、そんなこと現代を生きていて使うことそうそうないんですけど…と呟きたくなります。例えば、She sent me a letter.や I'm writing a letter on a typewriter. など、まず今時、手紙じゃなくてLINEやSNSのメッセージ機能だし、タイプライターなんて世代的に見たことすらないですよね。となるとShe texted me. やI'm writing an email on my PC.のがダンゼンすっと入ってきます。
How are you? I'm fine, thank you. And you? この義務教育を受けた日本人なら誰でも知ってるこのフレーズ。正直、著者がアメリカに住んでいる時、ネイティブスピーカーとこの流れで会話したことはありません。(How are you.はもちろん言いますよ。)
せっかく勉強した英語が、古いから実際に使えないんじゃお話になりません。
5. 正しいことだけにこだわりすぎ
受験や学校のテストで一番重きが置かれるのは文法。大学入試でかなり細かいところにこだわった内容になるのはしょうがないとは思いますが、普段の会話で「あっ三単現なのにsをつけ忘れた!」とか「theとaを使い間違えた」なんて気にしていたら会話に取り残されてきますよね。多少の間違いがあったとしても、自分の考えを伝えてコミュニケーションをとることの大切さに気づいて欲しいものです。
最後に
日本人が英語をスラスラ話すグローバル社会になるのには、一体何年かかるんでしょうか。こんな日本の英語教育には満足いっていないあなた。eikaiwaNOWのネイティブ先生と自分の頭で英語を話す特訓をしてみませんか?必ずスキルアップするはず!
英語の勉強にとても有効なのが海外ドラマ!とは言え、ドラマは面白くなくちゃ観る気になれませんよね!【随時更新】英語学習にオススメな2017年最新海外ドラマ10選の最新版、2018年に観たい、英語学習にもおすすめなNetflix海外ドラマトップ10をご紹介します。