はじめに
「頑張って」「頑張ろう」って便利な日本語ですよね。スポーツ観戦中やダイエットを始める宣言をしたお友達に対してなど、励ましたり応援したりするシチュエーションならほぼオールマイティに使えます。
でも、これを英語に訳すとシチュエーションごとにフレーズが変わってくるんです。つまり、オールマイティワードはあまりないのです!
英語で人を励ます時は、相手や場面に合わせて言葉を選びます。こんなに覚えらんねーよっていう方は、それぞれ1パターンずつ覚えていきましょう!
目次
- 今、頑張ってる最中の人、試合の応援の声がけ
- 落ち込んでいる人に〜気軽にかける言葉〜
- 落ち込んでいる人に〜慰める言葉〜
- これから頑張ることになる人に
今、頑張ってる最中の人、試合の応援の声がけ
1. Keep it up!
その調子だ!
今している(良い)ことを継続する=頑張る、というニュアンス。マラソンを頑張って走っている真っ最中の人に声をかける時や、勉強に励む学生が中間試験などで良い点を取った時など。今していることがよくない場合には使いません。
Janet: I got A for my mid-term!
ジャネット;中間試験でAだったの!
Micahel: Keep it up! I'm sure you'll do great on your finals.
マイケル:その調子!最終試験でもうまくいくに違いないよ。
2. Hang in there!
諦めないで頑張れ!ふんばれ!
今ギリギリセーフで、諦めたら負ける・失敗する状態の時に使います。
Janet: My smoothie diet worked well when I started but I'm not really loosing weight now. I'm so frustrated!
ジャネット:スムージーダイエットを始めた時はすごく効いたのに、今は全然体重が落ちないのよ。イライラする!
Michael: Hang in there. You still have time before your next concert.
マイケル:諦めないで頑張るんだ。君の次のコンサートまでまだ時間があるし。
3. Go Michael! Go!
行けーマイケル行けー!
叫んで応援するシチュエーションに使います。二人きりで話してる時に突然言わないでくださいね。(笑)二つのGoの間に、応援したい人の名前やチーム名を入れて使います。直訳通りのニュアンス。
4. You can do it!
君ならできるさ!
直訳するとなんだかクサく聞こえますが、これも直訳通りのニュアンス。応援時以外にも、お友達が何かに朝鮮史等とする時、不安になってる時にも使えます。
5. Just do it!
とにかくやるんだ!
NIKEのキャンペーンフレーズのJust Do It ですが、実は応援の時によく使います。
落ち込んでいる人を元気付ける
6. Cheer up!
元気出して!
日本語に訳すと柔らかく聞こえますが、結構押しが強いニュアンスに聞こえるので、お葬式で落ち込んでる人とかにはあまり使いません。ゲームで負けてしまった時や仲の良い友人がフラれて落ち込んだ時など、「元気出して!ほら飲んで忘れよう!」という気軽にいうイメージで使います。
Michael: Nobody liked my new song. I thought it was masterpiece.
マイケル:誰も僕の新曲を好きじゃないんだ。僕は傑作だと思ったのに。
Janet: Cheer up! I liked it. I'll get you a drink and let's move on.
ジャネット;元気出して!私は好きだったわよ。私がドリンクおごるから、前に進みましょう。
7. It's okay.
大丈夫だよ。
若干「頑張って」とはずれますが、これも落ち込んでいる人を元気付ける時によく使うフレーズです。
8. It's not the end of the world.
この世の終わりってわけじゃないだろ。
この世の終わりと比べれば重大なことじゃない、という意味。
【応用】
Michael: One of my favorite back dancers left me...
マイケル:僕のお気に入りだったバックダンサーが辞めたんだ。
Janet: Don't say it like it's not the end of the world. You still have other great dancers with you.
ジャネット:世界の終わりにみたいに言わないでよ。他にも素晴らしいダンサーたちがいるじゃない。
9. Tomorrow is another day.
明日は明日の風が吹くさ。
映画「風と共に去りぬ」でスカーレットが最後にいうフレーズ。聞いたことがある人もいるかもしれませんね。これ実際にも使うんです。直訳すると「明日は別の日です。」という意味ですが、「明日は明日の風が吹く」と全く同じニュアンスです。
Janet: Today, I lost my wallet, broke my phone and my dog got sick. Can you believe it, Michael?
ジャネット:今日ね、お財布無くして、携帯が壊れて、犬が病気になったの。信じられる、マイケル?
Michael: Wow. It sounds like you had quite a day but don't worry. Tomorrow is another day.
マイケル:ワォ。なかなかすごい一日だったみたいだけど、大丈夫だよ。明日は明日の風が吹くから。
これから頑張ることになる人に
10. Fingers crossed!
幸運を祈る!うまくいくように願うよ!
欧米では、よく幸運を祈る時に人差し指と中指をクロスして祈ります。(カジュアルなニュアンスで)文章の中で使う時は、haveやkeepを使います。
【例文】
Janet: I just entered a singing contest. I hope I'll win!
ジャネット:歌のコンテストにエントリーしてきたの。優勝すると良いな!
Michael: Cool! I'll keep my fingers crossed for you!
マイケル:イイね!うまくいくように祈っておくよ。
11. You can do/make it!
君ならできるはず!
12. Go for it.
頑張って!
go for it 「目標に向かって努力する、試してみる、やってみる」という意味ですが、命令形だと「やってみるべきだよ、頑張って!」と、これから頑張ろうとしている人を元気に後押しするニュアンスになります。また、質問に対して承諾する時に、少しジョークな感じのニュアンスで使います。
【応用】
I thought I was unexperienced for the job position but I just had to go for it.
私はこのポジションには経験が足りないと思ったけど、とにかくやってみるしかなかったの。
Janet: Can I use your bathroom?
ジャネット:トイレ使ってもいい?
Michael: Go for it!
マイケル:どうぞ行っちゃって!
最後に
他にもバリエーションを覚えたい!というモチベーションたかきあなたはぜひeikaiwaNOWの先生に聞いてみてください!