はじめに
日本で英語を勉強していると当然のように習ったり聞いたりする英単語やフレーズ。実は実際には使われていなかったりするものが多々あります。今回はそんな中から、日本人が勘違いしがちなものをピックアップしてご紹介します。
目次
- 「ドンマイ」はNever mindじゃない?
- SorryとExcuse me、どっちを使えばいいの?
- 「美味しい」にDeliciousは言い過ぎ?
- 「辛い」はHotとはあまり言わない?
- LikeとLoveの違いって実際のところどうなの?
1. 「ドンマイ」はDon’t mindではなくNever mind…でもない?
「ドンマイ!」という表現が一般的に使われ始めてからもうどれぐらい経つでしょうか?「気にしないで!」みたいな意味で、今では日本中でかなり広く使われている表現ですよね。「ドンマイの語源はDon’t mindだけど、実際ネイティブスピーカーはNever mindと言う」という話を聞いた人も多いと思います。確かに、Don’t mindだけで使う習慣はあまりなく、Never mindというのは日常的によく耳にします。
しかしここで注意!このNever mind、日本語の「ドンマイ」と同じ意味ではありません。「(今言ったことを)気にしないで」という意味になります。
<例文>
I lost my wallet! Oh, never mind. I had it.
お財布なくした!あ、気にしないで。持ってた。
日本語のドンマイを使うようなシチュエーションは、失敗してしまって落ち込んでしまった人を励ますような時ですので、Never mindではなくDon’t worryの方が適切です。
2. SorryとExcuse me、どちらも「すいません」?
日本人なら恐らく誰でも知っているSorryとExcuse me。どちらも日本語にすると「すいません」ですが、意味は全然違うので注意が必要です。
Sorryは軽いバージョンのI’m sorry(申し訳ありません)なので、謝罪の意味が含まれています。逆に言えば、謝罪の意思がない場合使いません。よく「アメリカ人は自分が悪くない限り絶対に謝らない」と言いますが、肩がぶつかってしまった際など、それほど深刻な状況でなければSorryぐらい気軽に言います。ただ、車をぶつけてしまった時のような、責任の所在が重要になるようなシーンでは気をつけましょう。
Excuse meは人に声をかける時の「すいません」です。あくまでただの声がけなので、謝罪などの意味はありません。道端やレストランで気軽に使えますし、人混みをすり抜けるような際にも使います。
どちらも日本語では同じフレーズですが、意味が全く違うので間違えない様に注意しましょう。いきなり知らない人から理由もなく謝られたら、びっくりさせてしまいますよ!
3. 「美味しい」にDeliciousはちょっと言い過ぎ?
「美味しい」は英語で何?と聞かれると「デリシャス(Delicious)」!と答える日本人は多いと思います。間違いではありませんが、一番よく使われる表現ではありません。Deliciousは「美味!」といった、ちょっと形式ばった堅くやや大袈裟なニュアンスが含まれます。通常「美味しい」を表現するのはGoodで十分。This is good!と言えば「これ美味しい!」という意味になります。
他の表現としてはTastyも使えます。Goodと同じようにThis is tasty.のように使います。Goodでは様々な意味があるので、「味がいい」という意味を強調するということではTastyは使いやすい表現と言えるでしょう。その他にもI like this!やThis is so good!など、美味しさを表現する方法はいろいろあります。同じ言葉を繰り返すと安っぽく聞こえてしまいがちなので、いろんな表現を活用するといいでしょう。
4. Hotは熱い?辛い?
Hotという言葉には熱い(暑い)という意味以外にも、食べ物が「辛い」という意味もあるのは知っている人も多いと思います。しかし食べ物の場合、辛い場合と本当に温度が熱いこと、ありますよね。こういった場合の混乱を避けるため、よく使われる言葉がSpicyです。これだと辛いという意味だけになるので、曖昧さがなくなります。メキシコ料理や韓国料理など、唐辛子を多く使った料理だけでなく、ワサビのような鼻にツーンとくる辛さもSpicyと表現します。
ちなみにこのSpicy、日本語のスパイシーとは意味が違うので注意です。日本語のスパイシーは「香辛料が利いている」という意味で、必ずしも辛いことは意味しませんが、英語のSpicyは香辛料が効いて辛いという意味になります。
5. LikeとLove、その違いは?
LikeとLove、どちらも日本人に馴染みのある言葉ですよね。Likeの意味は「〜が好き」、Loveの意味は「〜が大好き、〜を愛している」ですが、使い方には注意が必要です。
例えば、気になる人へ想いを伝える際はなんと言えばいいのでしょうか?映画なんかだとI love you.と言っていますが、これは感覚的に「愛してる」なので、言われた方もちょっと重いですよね(笑)。このような場合はI really like you.くらいが適切。ただの友達としての好き以上ということが伝わります。
Loveは物に対して使うと「大好き」という表現になりますが、身近な人に対して使うと「愛している」というニュアンスになります。勘違いされないためにも、使い方には気をつけた方がいいでしょう。
物の例で言えば、I love icecream!は「アイスクリームが大好き!」で、有名人の例では、I love Johnny Depp!は「ジョニー・デップが大好き!」になります。しかし例えば彼氏の名前がジャックで、I love Jack.と言えば「ジャックを愛してる」になります。
最後に
いかがだったでしょうか?実際に英語を使うことがないと、いろいろ習っても「実際のところどうなの?」といったことが多いと思います。筆者も実際アメリカに住み始めてからネイティブスピーカーに指摘され、知ったことばかりで、「事前に知っておけばよかった!」といったものをまとめてみました。
今回紹介した単語やフレーズは、どれもとてもシンプルで、日本人ならほとんど誰もが知っているものばかりです。それゆえ、間違いやすいとも言えるので、今回のまとめが役に立てれば幸いです。
ちなみに筆者はアメリカ人の女の子にI love you.と告白し、爆笑されました。気をつけましょう(苦笑)。
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