はじめに

暑くなってきましたね!夏休みも近づいて海外旅行の計画を立てている方も多いかと思います。

旅行や出張で出かけた海外で、新たな出会いに胸躍らせてバーに出かけてみるも、英会話に自信がなくてなんだか上手にオーダーできないなんて経験ありませんか?

今年こそは、好きなドリンクをオーダーして楽しい夜を過ごせるように、海外のバーで絶対使える英会話フレーズと簡単なスタンダードを伝授します。

(著者情報:大学時代はハリウッドにほぼ住んでいいたと言っても過言ではないほど、夜遊びの都に溺れていたのでとっても正確な情報です!笑)


目次

HOW TO ORDER - 注文の基本
HOW TO PAY - 支払い方
BEER- ビール
COCKTAIL/HARDLIQUER - カクテル・ハードリキュール
WINE - ワイン
PICK UP - ナンパ


bar

HOW TO ORDER

基本をマスターして飲みたいものを必ずゲット!

まずは海外のバーでの基本を覚えましょう。そして日本では聞かれないので忘れがちですが、バーに行く時は絶対に身分証明書を忘れずに!忘れると一夜が一気に台無しになります。お店によりますが、クラブっぽいバーではエントランスでまず、

Can I see your ID, please? 
「IDはありますか?」

と聞かれますので、速やかに手渡してください。エントランスで聞かれない場合はアルコールをオーダーした時に聞かれる流れが基本です。

<オーダー時に便利な英会話フレーズ>

1. I'll have ...
2. I'd like to have ...
3. ..., please.
4. Can[Could] I have ...? 
「〜をください」

この4つのバリエーションを覚えておけば、欲しいものは手に入ります。

5. Can we have another round?/ We'd like another round, please.
「同じものをもう一つずつください。」

複数人でいる時は結構使います。大勢で2回目のショットを頼むときなどにも便利な言い回し。

6. Can you make it a little stronger? 
「ちょっと強くしてください」

普通のドリンクじゃ物足りない酒好きのあなた、胸を張ってバーテンさんに伝えてください。

7. I'll have what she/he is having. 
「彼女/彼と同じものをください」
お友達や近くの人が飲んでるものが欲しくなったらこう頼みましょう。飲み物の名前がややこしい時もこれでクリア!

HOW TO PAY

カードで何度も支払うのは嫌がられる!

海外のバーでの支払い方法は、①会計を開けて最後にまとめてカード払うか、②オーダーの度に払うか(Cash on deliery)どちらかです。ドリンク毎に何度もカードを切るのは、忙しい時間は特に嫌がられるので注意しましょう。①の場合は、クレジットカードを人質に取られます。チップはドリンク1杯に1ドルでOK。バーテンダーをナンパしたい場合はチップをはずんでいいかもしれませんが (笑)。まとめてカードで支払う時は会計時のチップ欄に書き込めばOKです。

<支払いにまつわる英会話フレーズ>

8. Can I start a tab?
「お
会計を開けたままにしてくれる?」
startの代わりにopenでもOK。自分から言わなかったとしても、オーダーするとバーテンダーにAre you gonna open a tab? と聞いてくれるので、Yesと伝えてカードを渡せば大丈夫です。

9. Please put it on my tab.
「私の会計に入れておいて!」

誰かのドリンクをおごる時に使います。グループの中でカードを複数預けている場合は、どの会計にまとめるかをバーテンダーに伝えます。

10. Can I close my tab?/ I want to close my tab.
「会計を閉めてください。」

tabは開けたら閉めます。支払いをしたい時にこう伝えましょう。

11. It's on me.
「私がおごるよ」
アメリカでは仲のいい友達や家族とは交互におごり合う文化があります。(人によるかもしれませんが)当たり前のようにさらっとこの一言が出たら格好いいですね!

BEER

Can I have a beerじゃ出てこない!

bar

ビールは種類が多いので、日本の居酒屋のように「生ください!」だけではスムーズにビールをゲットできません。ビールを注文する時はグラスの大きさと種類を伝えます。

グラスはパイントとハーフパイントがあります。パイントはアメリカ英語だと473ml、イギリス英語だと568mlあるので結構大きめです。瓶で飲みたい場合はa bottle of ... で注文するとあれば出てきます。

<ビールオーダー時の英会話フレーズ>

12. I'll have half a pint of lager.
「ハーフパイントのラガーをください」
lagerの部分を他の種類に変えて聞きましょう。

13. What kind of lager do you have?
「ラガーは何がありますか?」

自分の好きなビールは何の種類があるかバーテンダーに説明してもらいましょう。

ビールの色々:
IPA 「インディア・ペールエール」(ビールよりやや強い。)
lager 「ラガー」
ale 「エール」
bitter「苦い」
pale ale「ペールエール」
light ale「ライトエール」
stout, dark beer「スタウト、ダークビール」
 

14. What do you have on tap?
「生ビールは何がありますか?」

What kind of draft [draught] beer do you have?とも言います。

15. Do you have any local beer?
「地ビールはありますか?」

その地域にしか置いていないビールもありますので、ビール好きの方は聞いてみるといいかもしれません。

COCKTAIL/LIQUEUR

わがままの通りに作ってもらえる!

cocktail

いつも頼むものが決まっている人も、何か足してもらったり少なくしてもらったり、好みを伝えて自分好みのわがままドリンクを作ってもらいましょう。色々会話に繋がって英会話の練習になるかも!

<カクテルオーダー時の英会話フレーズ>

16. Do you have any specials?
「スペシャルメニューはありますか?」

最近はスペシャルカクテルを用意しているところが多いのでトライしてみましょう!

17. Can you make something sweet?
「何か甘いものが飲みたいです」
女子ドリンクが飲みたいけど特に名前が思いつかない時はこう伝えましょう。「バーテンは可愛いやつめ」と思ってくれるはず(笑)。その時の気分に合わせてsweetの部分をアレンジしましょう。

 

ドリンクの表現の色々:
girlie =「ガーリーな」
citrusy =「シトラス風味の」
sour =「酸っぱい」
chocolaty =「チョコレート風味の」
fruity =「フルーツ感たっぷりの」

 

18. Surprise me!
「驚かせて!(お任せにするわ!)」

sweetでvodkaベース..などざっくりしたイメージで頼んだ時は、こう言ってバーテンダーのプライドを掻き立てます(笑)。きっと普通に頼むより良いものが出てくるでしょう。

19. Can I get a (chilled) vodka with a twist? 
「(冷やした)ウォッカにレモンを添えたものをください」

ハードリッカーのショットを頼む時は念のためchilledと伝えないと、アイスでシャカシャカせずに常温で出てくる場合があるので注意。with a twist はレモンを添えるという意味です。

 

ドリンクに関するVOCABULARY:
Single[Double] On the rocks =「シングル(ダブル)をロックで」
a plash of water/soda =「水/炭酸水で割って」
With a twist =「レモンを添えて」
Straight up または neat =「ストレートで」
No ice =「アイスなし」

WINE

好みの種類さえ覚えれば楽勝

wine

20. Can I get a glass of white wine?
「白ワインをグラスで下さい」

数種類置いている場合は「What kind (would you like)? 」と聞いてくれるはずなので、好みの種類を伝えましょう。種類なんてわかんないって方は、味の好みを伝えれば適当に選んでくれます。white wineの部分をred wine「赤ワイン」やsparkling wine「スパークリング」に変えて使います。

21. I'll have a glass of Chardonnay.
「シャルドネをグラスで下さい」

メニューがあるお店で何の種類があるか確認できている場合は、ぶどうの種類で伝えます。バーでボトルを頼むことはあまりありませんが、ボトルはglassをbottleに変えるだけ。発音はシャルドネではなくシャードゥネィって感じです。ワインの発音って本当難しくて嫌いです(笑)。


ワインのメジャーな種類:

Sauvignon Blanc(ソヴィニョンブラン)=「ソーヴィニヨン・ブラン」
Pinot Grigio(ピノグリージョ)=「ピノ・グリジオ」

Cabernet Sauvignon (キャバネィソヴィニョン)=「カベルネ・ソーヴィニヨン」
Pinot Noir(ピー
ノォゥノァ〜)=「ピノ・ノワール」
Merlot(マーロゥ)=「メロー」
※バーにはそんなに種類は置いていないので、これだけ覚えておけば大体イケます。


22. Do you have a wine menu?/ Can I see the wine list?
ワインメニューはありますか?/ワインメニューを見せてください。」
ボトルで頼む時はメニューがあるか聞きましょう。

23. I like dry[sweet]. What do you recommend.
辛口[甘口]が好みです。オススメはどれですか?」
白ワインの場合はdryとsweetを使います。赤ワインの場合はfull-bodied/light-bodiedまたはheavy/lightと表現します

PICK UP

誰もがナンパを待っている!

drink woman

BOYS:

バーをよりエンジョイするためにいっぱい話しかけちゃいましょう。あちらの強い女子は、無礼者に対してはズバッと捌きますので、ジェントルかつノリよくにお誘いしましょう♪【リアル恋愛英会話】欧米ではお試し期間があるって本当?〜付き合う・交際する〜【リアル恋愛英会話】アメリカ人はI LOVE YOUをなかなか言わない?〜気持ちを伝える・誘う〜ではリアルに使う恋愛英語が学べますので、本気になった場合はそちらをご覧ください。(笑)

24. Can I get you a drink?
「君にドリンクを買ってもいい?」
Do you care for a drink?もいいですね。

25. What are you drinking? Would you like another one?
「何飲んでるの?同じのもう一杯どう?」

これもよく聞きますね。絶対に答えがあるから、興味が無かった場合も気まずくならない話しかけ方です。

26. Let me get this round!
「これ俺が払うよ!」

複数の女子達に話しかける時に。すでにドリンクをオーダーし終わって、お財布を開こうとしてるあたりにきてくれたら最高ですね…という女子目線の希望です(笑)

27. It's on me! Don't worry.
おごりだよ!気にしないで。」
これを言われたらとにかく一杯は付き合っちゃいますね。

28. Are you getting a little hungry? I know this good place we can get a great night snack.. my place! 
お腹少しすいてきた?夜に軽く食べれる良いところ知ってるんだ…俺の家!」
アメリカ人の男友達がバーで可愛い子と仲良くなると、来ないとわかっていながらギャグでよく言っていました(笑)。バーで楽しく過ごした後はお家に連れて帰ろうと一度トライするのが逆に作法といったところでしょうか。

GIRLS: 

YESは簡単に言えても、NOって言いづらいですよね。でもー緒に飲みたくなければきっぱりNOって言ってOK!断るのが苦手な方は、伝えづらいコトを切り出す英語の言い回し11選 を使って、スムーズにお断りしましょう。

29. No. Thank you, but Thank you for the offer.
「やめとくわ。でも聞いてくれてありがとう。」

優しい断り方です。しつこそうな男にはきっぱりNO, Thanks!といって断りましょう。

30. Sorry. I'm actually with my boyfriend tonight.
「ごめんね、今夜は彼氏と来ているの」

私ははっきり断れないなでしこ女子なので(笑)、女友達ときていてもこう嘘をついて断ります。Thanks for asking though!って添えてスムーズに切り抜けましょう。

31. I wish I can talk to you more, but I must get going.
「もっと話したいけど、行かなきゃいけないの」

そろそろおいとまっていう時にはこう言います。

最後に

自信がつきましたでしょうか?もし海外のバーで最初はオーダーがうまくできなくても、少しお酒が入れば大丈夫でしょう(笑)。是非バー英会話をマスターして楽しい夜をエンジョイしてくださいね!

軽く飲んでからレストランの流れになるかも?そんな時は海外レストランで失敗しないためのレストラン英会話集32選でチェック!


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