知らない間に外国人を嫌な気分にさせてない?日本人がしてしまいがちな失礼な言動TOP7
はじめに
日本では日常的に問題なくとっている言動が、海外では意味不明だったり失礼にあたってしまうこともあります。悪気なく知らず知らずのうちに相手を嫌な気分にさせてしまっていては悲しいですよね。
そこで今回は、日本人がついしてしまいそうな言動をいくつかご紹介しようと思います。他にも「こういうのもあるよ!」というのをご存知の方、是非コメント欄に書き込んでシェアしてくださいね♬
目次
1. 知らない人からの挨拶でも無視しないのが原則!
2. 基本的にへりくだりは不要
3. ペコペコおじぎではなく、握手やハグで
4. でも、知らない人には気軽に触れない(「すみません」と声をかける時など)
5. 「おいでおいで」の手の向き
6. 音を出して食べない(麺、スープなど)
7. くしゃみをした時何て言う?
1. 知らない人のHiやHelloも無視しないで!
日本では、知り合い以外に声をかけられたらスルーするのが当たり前の文化ですが、欧米ではこれをするとすごく冷たい失礼な人だと思われます。
会ってすぐ
お店に入った時の店員さん、レジ打ち係の人、バス・タクシーの運転手さんなど、その場限りの人でも向こうがHiやHello, Good morningなどと声をかけられたら、笑顔で同じように挨拶しましょう。
How are you doing?/How's it going?「ごきげんいかが?」と聞かれても、これも深い意味はなく単なる挨拶なので、反射的にGood, thank you.「元気です、ありがとう」や、Not too bad, thanks.「悪くないです、ありがとう」などと答えられるようになれば楽チンです。もちろん知らない人なのでHow about you?のように聞き返さなくても大丈夫!
別れ際にも
Have a good day!/Have a good afternoon! または、時間を問わずに使える便利なフレーズHave a good one!などと声をかけてくれることも非常に多いです。これも反射的にThanks! You, too!と返事ができるようになれば完璧です。
2. へりくだり文化は欧米にはない
日本人は謙遜やへりくだりは美徳として捉えられていますが、欧米にはあまりこの感覚がないようです。
そもそも「つまらないもの」は人にあげないという考え
たとえば、誰かに何かをプレゼントする時、日本では頻繁に使う「つまらないものですが」なんて枕詞は全く不要。代わりにI hope you like it.「気に入ってくれると嬉しいです」など、前向きなフレーズを使いましょう。
身内のことも自然に褒める
たとえば日本で「あなたの奥さん素敵ね」や「あなたの息子さん、イケメンね」と身内を褒められた時、あなたならどう答えますか?日本では身内のことは謙遜するのが普通であり、どうしても「いえいえ、そんなことないです。あなたの方が〜」みたいに逆に相手を持ち上げることが多いですよね。これも海外にはない感覚です。もちろん相手をヨイショするのは大いに結構なのですが、へりくだる必要は全くない、相手の褒め言葉をThank you!とそのまま受け止めていい文化なのです。それどころが公の場でも我が子のことをShe/he is goergous!とか、彼氏彼女、配偶者のことを甘い言葉でベタ褒めする人も結構いるので、ビックリして顔が引きつらないように心構えを(笑)。
3. ペコペコお辞儀の代わりに握手やハグを
日本では「ありがとう」も「ごめんなさい」も、とにかくおじぎをすることが多いですよね。電話越しにでもペコペコしているサラリーマンもよく見かけますよね(笑)。
小さい時から刷り込まれて身に染み付いている習慣なので、海外へ行っても急にペコペコを直すことは難しいですが、ペコペコと同時でもいいので相手やシチュエーションによって、握手やハグも組み合わせましょう。この際、誠意を示すために少し強めに握ったり抱きしめたりすることも多いです。ビジネスやかしこまった場面では握手、友達同士や家族、親しい人にはハグと覚えておけばよさそうですが、相手が手を差し出してきたら握手、両手を広げて近づいてきそうだったらハグ、と相手の出方でこちらが動くのも間違いないですね。
4. でも知らない人には気軽に触れない
これは、筆者が個人的に経験したことなのですが、アメリカの空港で何かの列に並んでいる時、前の大きいおばさんがポロっと何かを落としたんです。本人は全く気付きそうもないし、教えてあげようとしたのですが、周りが騒がしいせいもあり、いくらExcuse me?と声をかけても全く気付いてくれないので、本当にかるーくトントンと肩をつついてExcuse me?と言ったら、驚きのあまり飛び跳ねるようなしぐさ+鬼の表情で"DON'T TOUCH ME!!!"と激怒されました。。
おかげでプチトラウマになってしまい、それが最初で最後のことだったので、他の人はどうなのかわからないのですが、親切心でしかも肩を軽く触っただけであれだけ怒られたので、念のため知らない人には気軽に触れないことをおすすめします。。
5. 「こっちこっち」の手の向きは逆
これも知っている人も多いと思いますが、日本では「こっちへ来て」という時のジェスチャーで手のひらを下に手招きしますよね。これが海外では「あっちへ行って」の意味になってしまうのです。もちろんわかってくれる人もいますが、郷にいれば郷に従えで、海外で「こっちこっち」と言いたい時には手のひらを上に、よくテレビで見るCome onのイメージで手招きしましょう。また、日本と同じく目上の人に使うと失礼に当たりますのでご注意を。
6. 音を立てて食べるのはNG!
日本ではラーメンやそばなど、ジュルジュルとすすって食べても何の問題もありませんが、海外ではrude「品が悪い」と取られるので注意しましょう。もちろんスープを飲む時も静かに。また、口の中に食べ物が入ったまましゃべるのもマナー違反です。話したいことがあれば、飲み込み終わってからのタイミングで。
7. くしゃみをしたら?されたら?
アメリカに行く前に知っておきたいマナーとルールでもご紹介しましたが、キリスト教文化が根強い欧米では、以前からくしゃみ(sneeze)は不吉な元と考えられていて、GOD BLESS YOU「神のご加護がありますように」と声をかけるようになりました。今は宗教関係なく「お大事に」のような感覚で、知らない人でも声をかけてくれることも。
もし、自分がくしゃみをした場合には忘れずにExcuse me.と言い、相手がくしゃみをした場合にはBless youと自然に声をかけてあげらるようになるといいですね!
最後に
いかがでしたか?
言葉、文化や宗教が異なれば、常識や考え方、それに伴う言動も異なってきます。知り合いやよく会う人ならばお互いの人柄で分かり合えることが多いですが、一期一会の人や付き合いの薄い人とでも無駄な誤解なくスマートにコミュニケーションとりたいですよね。
もっと詳しく知りたい人は是非eikaiwaNOWの先生に直接聞いてみてくださいね。きっとお国柄も含め、色々面白い発見もあるのではと思います。
また今回はほんの一部をご紹介しましたが、まだまだたくさんあると思います。冒頭にも書きましたが、他にもご存知の方は是非コメント欄に「こんなのもあるよ」とシェアしてくださいね!