あなたは全部知ってる?英語での時計の読み方をマスターしよう!【基礎編】
はじめに
どの言語でも日常的に出てくる時間表現や時計の読み方。”何時何分”という以外にも英語ならではの色々な言い方があるってご存知ですか?
ここでは時計の読み方をばっちりマスターして、英会話をスムーズに楽しくすすめましょう!
目次
1. 時間表現の基本
2. 何時ピッタリ
3. afterやpast/toを使うパターン
4. halfやquarterを使うパターン
1. 時間表現の基本
まず、私たちに馴染みのある24時間表記は、英語ではそれほど浸透していません。なので、午前か午後かハッキリさせたいときは、午前はAM、午後はPMをつけましょう。あとは、時間を「何時」+「何分」と二つに区切って言えばOK!
ちょっと盲点なのが、”分”の部分が一桁の場合、0(ゼロ)をつけて(しかも発音は"O")言うことが圧倒的に多いです。
<例>
6時25分 six twenty-five (AM)
18時25分 six twenty-five (PM)
10時5分 ten o five (発音は、ten oh five)
ちなみに、正午はnoon、深夜0時はmidnightです。
2. 何時ピッタリ
「何時ちょうど」と言いたい時にはo'clockをつけます。学校で習いましたよね!
<例>
9時 9 o'clock (AM)
15時 3 o'clock (PM)
さらに、「何時きっかりちょうど」と強調したい時には、5 o'clock sharpのようにsharpをつけて言うこともできます。
3. past/afterやtoを使うパターン
ここから、ちょっと応用編に入ります。
7時10分をseven tenと言ってもいいのですが、ten after sevenのように「7時から10分過ぎたところ」のような表現もネイティブはよく使います。ten past sevenも同じくです。
例えば、毎朝7時には起きなさいと言ってるのになかなか子供が起きてこない時、"It's time to get out of bed. it's ten after seven!"「ベッドから起きなさい。もう7時10分過ぎだよ!」のように使えます。
同様に、何分前と言いたい時には、ten to nine「9時まであと10分(すなわち8時50分)」という表現もします。
<例>
5時20分 twenty after/past five
11時50分 ten to noon
minutes「分」を使わないので、どちらの数字が「何時」部分「何分」部分なのか、慣れるまでちょっと紛らわしいですよね。
でも日常生活で本当によく使われています。映画などでも注意して聞いてみてくださいね。
4. halfやquarterを使うパターン
単位を表すhalfは「1/2」、quarterは「1/4」は知ってる方が多いと思います。これを時間(60進法)に当てはめると、halfは30分、quarterは15分になりますよね。
これと上のpast/after、toを組み合わせた表現もここで覚えておきたいところです。
<例>
10時半 half past ten
2時15分 quarter past/after two
6時45分 quarter to seven
なぜだか、halfの時はpastだけで、afterは使わないのです。。
しかも、halfはとにかく、quarterという単位に馴染みがない私たちには猛烈にわかりにくいですよね(苦笑)。
使いこなすことは難しくても、相手がこういう表現をした時にぱっと時間がわかるくらいになれば十分だと思います。
最後にいくつか復習をしてみましょう。
1. 8時5分
eight o five
five after eight
five past eight
2. 10時50分
ten fifty
ten to eleven
3. 6時15分
six fifteen
fifteen after six
fifteen past six
quarter after six
quarter past six
4. 2時30分
two thirty
half past two
5. 1時45分
one forty-five
quarter to two
なんとなく掴めてきましたか?上記3番目の質問のように「何時15分」にいたっては、なんと5パターンもの言い回しがあるのです。
考えていると、頭の中でアナログ時計の針がくるくる回ってしまいますよね(笑)
最後に
「こんなん楽勝!」という人から軽く頭痛やめまいがしてくる人までいるかと思います。(笑)日常生活の中で、どの言語でも時間表現は必要不可欠ですよね。慣れてしまえばとても簡単なので、eikaiwaNOWの先生と繰り返して使ってみてください。また、これを機に英語のドラマや映画での時間表現に耳をすませてみてくださいね!