怒る=angryだけじゃない!日常会話でよく使われる「怒る」の表現法5選
はじめに
日本の英語の授業では、怒る=angryと習った人が多いと思いますが、実は英語の日常会話の中ではもっと他にもよく使われる言葉があるってご存知ですか?
今回は、ネイティブがよく使う「怒る、腹を立てる、むかつく」という表現を見てみましょう。
目次
1. angry
2. mad
3. upset
4. annoyed / irritated
5. furious
1. angry
これは学校で習うので、さすがに知ってる人が多いと思います。使い方を見てみると、
怒っている状態のことは、be動詞 + angry
<例文>
I'm really angry.
(私は)本当に怒ってるよ。
怒る、腹を立てるという時は、get angry (+ at/with 人/物事)
<例文>
Our new teacher gets angry so easily.
私たちの新しい先生はすぐに怒るんだ。
I'm so angry at/with him.
彼にすごく腹を立ててるの。
2. mad
madは「キチガイ、クレイジー」という意味で使われることも多いですが、これも「怒る」の口語表現で、基本angryと同じ使い方でOKです。カジュアルな会話の中ではangryよりこちらを使うことが多いです。
<例文>
Don't be so mad at me..
そんなに怒らないでよ。
Are you trying to make me mad?
私を怒らせようとしてんの?
My mom got so mad at me because I lied.
僕が嘘をついたのでお母さんにひどく怒られたよ。
3. upset
upsetは通常「動揺する、うろたえる、気にする」の意味ですが、腹が立った時の「むかつく」というような時にもしばしば用いられます。
<例文>
Are you still upset with me?
私のことまだ怒ってるの? / 私にむかついてるの?
I'm sorry if I upset you.
(私があなたを)怒らせちゃったら / 気分を害させちゃったら ごめんね。
余談ですが、I have an upset stomach.で「胃の調子が悪い/ 胃がむかむかする」の意味になります。胃がむかつくという表現は日本語も英語も同じなんですね。
4. annoyed / irritated
annoyedやirritatedは「イライラして腹が立つ」というニュアンスの怒るです。
<例文>
She was so annoyed to find out that her son hadn't done any homework over the weekend.
彼女は息子が週末の間、全く宿題をやってないと知って腹を立てた。
I'm annoyed with my sister because she borrows my clothes without asking me.
姉/妹が、勝手に私の服を借りていくので腹が立つ(イライラする)わ。
That construction noise is so annoying!
あの工事の音、イライラする!
5. furious
いわゆる「激おこ」っていうやつですね。激怒する、怒り狂うニュアンスです。
<例文>
He is still furious about the accident at work.
彼はまだ職場での事故について激怒してるよ。
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その他にもpissedやpissed offで「クソむかつく」というスラングもありますが、汚い表現なので知っておくだけであまり使わない方がいいでしょう。
最後に
いかがでしたか?
まだまだ怒りの程度によって他にも「怒る」表現法たくさんありますが、こうやって改めて見てみると、日本語よりも英語の方が表現が豊かですよね。ということは簡単に日本語に訳しきれない感情の違いや度合いがあると思うので、映画やドラマなどで誰かが怒っているシーンが出てきたら、どういう表現やフレーズを使っているのか見てみると面白いですね。
eikaiwaNOWの先生も色々知っていると思うので、是非是非直接聞いてみてくださいね!